東大論文博士@創薬化学研究者のブログ

社会人が働きながら東京大学大学院で博士(薬科学)を取得したとある研究者の話

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【論文博士】働きながら博士論文を書く

仕事と博士論文

 

予備審査に合格してから、博士論文を書き始めた。

「投稿論文を日本語に訳せばいいだけじゃん」と思っていたが意外と大変。

 

複数報の論文の内容をひとつにまとめるため、ストーリーの流れの構築や

特にイントロの部分の執筆に時間がかかった。

 

また平日は仕事で忙しいので、帰宅後に博士論文に使える時間はほとんどない。

 

休日に対応することになるのだが、この当時二人目の子供が生まれたばかりでそれどころじゃない!

 

 

 

時間を捻出するのが本当に大変!

 

 

課程博士と論文博士の比較

 

 

当時考えていたこととして

課程博士

論文博士

どっちを選択すべきだったのかということがある。

 

課程博士

・3年通えば博士が取れる(はず)

・投稿論文は先生が書いてくれるところもある

・仕事がないので、3年間丸々研究、執筆に使える

・独身のはず、時間の使い方は自由

・学費がかかる

 

 

論文博士

・大学に通わなくてよい

・学費不要、審査料のみ

・投稿論文は自分で書かなければいけない

・会社の研究で論文を出せるとは限らない

論文博士をとるためには教授とのコネが必要

・会社に勤めているので、休日に対応しなければいけない

・既婚、子育て中の身であると自由な時間はほとんどない ← 私のこと

 

 

どっちもどっちかな(笑)

 

 

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