東大論文博士@創薬化学研究者のブログ

社会人が働きながら東京大学大学院で博士(薬科学)を取得したとある研究者の話

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【書籍】大学院講義有機化学

大学院講義有機化学

 

 

 
 
 
 
 
 
日本のハイレベルな有機化学の教科書。かなりマニアックなことが書いてあり、実務には役に立たないことも書いてあるかもしれないが、有機化学の本質を理解することを手助けしてくれる、詳しい本。
 
 
次世代を担う有機化学者に必要な共通の知識基盤と「考える力」「つくり出す能力」を確実に与えられるように企画された教科書の改訂版. また第1版同様,原理,概念,方法論を明確に記述し, 第1版刊行後飛躍的に発展した分野に最新の成果を加え,さらに内容の充実を図っている。
 
 
 
 
 
 
 
内容は以下。
1巻
Ⅰ.有機化学の基礎:結合と構造(化学結合の基礎と軌道相互作用/共役電子系/有機分子の構造)
Ⅱ.有機化学反応(有機化学反応Ⅰ/反応中間体有機化学反応Ⅱ)
Ⅲ.有機金属化学および有機典型元素化学(有機元素化合物の構造/有機典型元素化学/有機遷移金属化学Ⅰ:錯体の構造と結合/有機遷移金属化学Ⅱ:錯体の反応)
Ⅳ.超分子化学および高分子化学(超分子化学/高分子化学)
 
2巻
Ⅰ.有機合成化学有機合成反応(有機合成反応における選択性/骨格形成反応/官能基変換/不斉合成反応)
Ⅱ.有機合成化学:多段階合成(多段階合成のデザイン/標的化合物の全合成)
Ⅲ.生物有機化学(生体高分子:核酸,タンパク質,糖質/生体低分子/生命現象にかかわる分子機構)
 
 
基礎的な有機化学の知識を身に着けてから読んでみてください。
 
 
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