東大論文博士@創薬化学研究者のブログ

社会人が働きながら東京大学大学院で博士(薬科学)を取得したとある研究者の話

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【書籍】独学大全――絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法

独学大全――絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法

 

 

 

 

 

今回は化学系の本ではないものを紹介させてください。

 

 

研究者にとって、論文を読んだり、教科書を読んで知識を付けることは大事だということはいうまでもないと思います。

 

 

しかし...

 

 

「どのように勉強するか」勉強したことありますか?

 

 

 

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どのように勉強するかはおそらく、小学校、中学校、高校で、学んでいく過程で自然と個人が身に着けていくものだと思います。

 

 

だからこそ、人によって方法がバラバラ。

 

 

ゆえに、大学に入ってから自分で学ぶスタイルに変わってからは、人によって、非効率な勉強法をしている場合には、知識量に大きな差が生まれてくるとおもいます。

 

 

長年かけて身に着けるものだからと諦めないで、本書を読んでみてください。

 

 

なぜ学ぶのか?から、学ぶ意欲を掻き立ててくれる内容等まで記載されており、研究者にとって必要な一冊だと思います。

 

 

たまには、論文、教科書ではなく、ビジネス書、自己啓発書を読んでみるといいですよ。なんかやる気がみなぎってくることがあります。

 

 

本の力は偉大です。

 

 

 

 

<この本で紹介している主な技法>
●志を立てる
1 やる気の資源を掘り起こす「学びの動機付けマップ」
●目標を描く
2 学びの出発点を見極める「可能の階梯」
3 学びの地図を自分で描く「学習ルートマップ」
●動機付けを高める
4 未来のミニチュアを組み立てる「1/100プランニング」
5 重い腰を蹴っ飛ばす「2ミニッツ・スターター」
●時間を確保する
6 自分も知らない自分の行動を知る「行動記録表」
7 クズ時間を生まれ変わらせる錬金術「グレー時間クレンジング」
●継続する
10 日課を習慣の苗床にする「習慣レバレッジ
12 独学の進捗と現在地を知る「ラーニングログ」
●環境を作る
13 他人は意志にまさる「ゲートキーパー
14 会えない者を師と仰ぐ「私淑」
●知りたいことを発見する
16 脳内知識の棚卸し「カルテ・クセジュ」
17 古代弁論術に始まる自己問答「ラミのトポス」
●資料を探し出す
19 思い付きの検索を卒業する「検索語みがき」
21 巨人の肩によじのぼる「文献たぐりよせ」
●知識への扉を使う
23 可能性としての博識「事典」
24 調査の達人からの贈り物「書誌」
25 入門書・事典・書誌を兼ねた独学者の友「教科書」
●集めた資料を整理する
28 多くの文献を一望化する「目次マトリクス」
29 文献のネットワークを掌握する「引用マトリクス」
30 文献の群れを貫通して読む「要素マトリクス」
●情報を吟味する
31 デマの矛盾をあぶり出す「タイム・スケール・マトリクス」
32 トンデモ主張を暴き出す「四分割表」
●読む
34 知らずに使っている最速の読書法「転読」
35 必要なものだけを読み取る「掬読」
41 読むことを考えることに接続する「刻読」
43 難所を越えるための認知資源を調達する「筆写」
45 思考訓練としての訳読「鈴木式6分割ノート」
46 逆境を乗り越える要約注釈術「レーニンノート」
●覚える
49学習前後に描くことで準備する/定着する「プレマップ&ポストマップ」
50 古代ギリシア発祥のイメージ技法「記憶術(ニーモニクス)」
●わからないを克服する
52 思考の過程を声にする「シンクアラウド」
53 わからなくても迷わない「わからないルートマップ」
●自分の独学法を生み出す
55 自分という学習資源「メタノート」 --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。

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