東大論文博士@創薬化学研究者のブログ

社会人が働きながら東京大学大学院で博士(薬科学)を取得したとある研究者の話

MENU

キャピラリーが指に刺さって血が吸われた!? 研究者の不意打ちエピソード




こんにちは、皆さん。私は有機合成の研究室に配属されている研究員で、薬化学の博士号を持つ者です。普段は慎重に化学反応を進め、未知の化合物の探索に勤しむ日々ですが、そんな私にも「ある日突然のアクシデント」が待ち受けていました。今日は、そのちょっと笑えるけれどもちょっと怖かった、キャピラリー(毛細管)を使った実験中に起きた思わぬハプニングについてお話しします。

 

キャピラリーと私の出会い—実験の裏側の舞台裏

まず最初に、キャピラリーの役割について少し触れておきましょう。キャピラリーは、微細な管状の装置で、液体の移動や分離、測定などに使われる重要なツールです。特にTLC、液体クロマトグラフィーや滴定、微量試料の取り扱いに欠かせない存在です。私たち研究者は、日常的にキャピラリーを扱いますが、その扱いには慎重さとちょっとしたコツが必要です。

ある日のこと、私は有機合成の反応溶液をキャピラリーに吸引させて、反応チェックをしていました。いつも通り、キャピラリーを反応液に浸して、必要な量を吸い取る作業です。そんな時、不注意により、キャピラリーが指に刺さってしまったのです。

まさかの瞬間—キャピラリーが指に刺さる

最初は、「ちょっとした突起が刺さっただけだろう」と軽く考えていました。ところが、次の瞬間、血がにじみ出てきたのです。「え、血!?」と一瞬固まる私。キャピラリーの先端がちょうど指の皮膚に突き刺さった状態でした。まさかの事態に、頭の中は一瞬パニックになりつつも、「これは実験の一部かもしれない」と冷静になろうと努力しました。

血液吸引の瞬間—まるで実験の一コマ?

実は、キャピラリーは非常に細く、先端部分が鋭利に研ぎ澄まされているため、ちょっとした触れ方でも刺さってしまうことがあります。私の場合、吸引作業中に力が入りすぎてしまい、キャピラリーの先端が指に突き刺さったのです。幸い、血液が少量だったため、あっという間に血が吸われてしまいました。

ちょっとした痛みとともに、「これってまるで化学実験の中の血液採取みたいだな」と自分の頭の中でつぶやきながら、気づけば指に刺さったキャピラリーをそっと抜き取っていました。

この経験から学んだこと—注意力と安全第一

この小さな事故から、多くの教訓を得ました。実験中の注意力の重要性、安全管理の徹底、そして何よりも自己管理の大切さです。キャピラリーは便利な道具ですが、その扱い一つで怪我や事故につながることを身をもって知りました。

  • キャピラリーの取り扱いはゆっくり丁寧に
  • 吸引や注入時にはしっかりと持ち方を確認
  • 作業前に安全確認を怠らない
  • もし刺さったら、慌てずに冷静に対応する

血の吸引? それとも実験の副産物?

実験中に血液が吸われるなんて、普通は考えられませんよね。でも、今回の出来事は、私の研究環境で起きた奇妙なハプニングの一つです。もちろん、血液は化学実験には不要なものですが、「まるで血液サンプルを採取したみたいだ」と、ちょっとした冗談にしています。

実は、その後、血液の成分についてちょっと調べてみたりもしました。血液に含まれるヘモグロビンや血小板、白血球のことなど、専門的な話はまた別の機会に譲りますが、こうした小さな事故も、化学者や研究者にとっては良い学びのきっかけとなるのです。

まとめ—ちょっとした油断が大きな事故になる

私のこのエピソードは、化学の現場ではいつも安全第一を心がけることの重要性を再認識させてくれました。キャピラリーは便利な道具ですが、その鋭さと危険性も同時に理解しておく必要があります。少しの油断や不注意が、思わぬ怪我につながることを、皆さんもぜひ心に留めてください。

最後に、もし私と同じようなハプニングに遭遇したときは、慌てず冷静に対処することが一番です。そして、笑い話に変えて次に生かすのが、研究者の強みだとも思います!

それでは、今日も安全第一で、素敵な研究ライフをお過ごしください。

]