東大論文博士@創薬化学研究者のブログ

社会人が働きながら東京大学大学院で博士(薬科学)を取得したとある研究者の話

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【論文博士】論文博士号取得支援事業、こんな制度あるのか!

支援事業とは?

 

皆さん、実は論文博士取得に支援事業があることを知っていますか?

最近になってこの制度を知ったのですが、あまり周知されていないと思いますので解説します!

 

独立行政法人日本学術振興会がこの支援を行っているのですが、そのHPによると以下のように記載されております。

 

論博事業は、アジア・アフリカ諸国の優れた研究者が、日本の大学において大学院の課程によらず論文提出によって博士の学位を取得できるように支援するプログラムです。”

論文博士号取得希望者に対する支援事業|日本学術振興会 (jsps.go.jp)

 

 

.....んっ? 日本ってアジアに含まれるから日本人は対象だよね?

と思いましたが、なんだか外国人用の支援制度の様です....

 

 

日本人対象じゃないんかい!!

 

 

制度の概要

 

 

要件

上記対象国の研究機関等において、常勤の研究者としての地位を有していること
採用年度の4月1日現在において、年齢が45歳以下の者であること

 

年間募集人数
9名程度

 

支援期間
最長 原則3年間

 

支援内容

本会が日本側研究指導者の所属機関と業務委託契約を締結し、経費を支給します。
支給金額は、1件あたり、1会計年度につき120万円以内、総額360万円とします。経費の使途は、旅費(招へい・派遣含む)、物品費、謝金、その他とする。
支給経費の範囲内であれば、論博研究者の来日回数・日数及び日本側研究指導者の論博研究者の所属機関への訪問回数・日数に上限はありません。ただし、1会計年度につき、来日日数及び訪問日数の延べ日数は30日以上とします。

ちなみに最後の注意書きが面白くて、

 

「本事業は博士の学位の取得を希望する研究者に対して、研究の機会を与える事業であって、学位取得を保証するものではありません

 

支援を受けたからと言って必ず学位が取れるわけではないようです。

 

まとめ

 

  • 論文博士取得に支援事業がある
  • 対象は45歳以下のアジア・アフリカ諸国の外国人
  • 総額360万円支援を受けられる

 

私の願いとしては、これを日本人にも適用してほしい。

よろしくお願いします!

 

 

 

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