東大論文博士@創薬化学研究者のブログ

社会人が働きながら東京大学大学院で博士(薬科学)を取得したとある研究者の話

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【書籍】研究室で役立つ有機実験のナビゲータ

 

研究室生活で役立つ一冊

 
 
 
 
 
 
 
 
 
理科・化学の実験のイラスト
 
 
突然ですが、実験操作に自信はありますか?
 
 
実験操作って、授業で詳しく学ばないし、実習で少しはやるけど、それだけで終わってしまって他の実験に適用しようと思ったら、難しいですよね。
 
 
研究室に配属されて、先輩達に実験操作を教えてもらうことが、実験操作を学ぶ方法になってないでしょうか?
 
 
でも、その実験操作って正しい方法ですか?
 
 
 
間違って代々伝えられてきた、実験操作もあるはず。
 
 
だから、それが合っているのかどうか確認するためにも、本で勉強する必要があるはず。
 
 
この本は4年の配属時に買いました。その時は1版でしたがもう3版になっています。
 
 
 
この本は実験を安全に行うための守るべきルールや実験ノートのとり方といった基本的なことから、サンプルの作り方、日頃何気なく行っている操作がなぜ必要なのか、どのようなときに実験は失敗するのか、といった実際の実験に直結する知識やテクニックまで、研究生活に必須なノウハウをコンパクトにわかりやすく解説してあります。
 
 
 
第3版では時代の変化にあわせて、インターネット上での検索やデータの適切な利用について新たに書き加えられています。
 
 
またIRやNMRについてもチャートの解釈のポイントなど、より実践的な内容を丁寧に説明しています。
 
 
研究室に配属されたばかりの学生はもちろん、こんなこと、いまさら、聞くに聞けなくて困っている先輩学生もたよりにできる、学生から若手研究者まで、支えとなる一冊です。
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