東大論文博士@創薬化学研究者のブログ

社会人が働きながら東京大学大学院で博士(薬科学)を取得したとある研究者の話

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【研究】メドケムの1日

製薬会社の研究員がどんな1日を過ごしているか気になる学生さん、同業者?がいると思うので紹介したいと思います!

 

ただ、私は始発出社なので一般の研究者と時間がかなりずれている点はご了承下さい。

 

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メドケムの一日(私の場合)

 

4:00 起床

朝ご飯はプロテイン。時短アイテムTop3の一つ。

朝は時間がないので、食事は一瞬で済ませたいけど、たんぱく質も取りたい!

手軽な菓子パン食べるよりも、体にいいと思います。

【筋トレ】プロテイン - 論文博士@創薬研究者のブログ (hatenablog.com)

 

 

4:50 家を出る

冬はこの時間めちゃくちゃ寒い。あと、この時間に外で誰かに会うことほとんどないから、人がいたときは怖い。もちろん外は真っ暗。不審者だと思われないように、駅まで向かう。

 

 

6:30 会社着

既に数名が出社しているがガラガラ!

 

 

6:30~11:30 実験+会議+資料作成+化合物デザイン

実験をガンガンやる。学生時代と違って、効率良くやる。実験装置には恵まれているので、使いこなして、たくさん反応を仕込む。

 

学生の時みたいに、生協にお菓子を買いに行くような余裕はない。

チョコボールを毎日買っていたのが懐かしい(笑)

 

 

11:30 お昼ご飯 

学生時代は天下一品二郎伝説のすた丼のローテーションだったが、会社では食堂で食べる。昔は栄養が偏っていたなぁ(笑)

 

ちなみに食べる物は毎回同じにしている。血糖値の上昇が緩やかなソバがオススメ!眠くなりにくい。

 

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12:00~17:00 実験+会議+資料作成+化合物デザイン

 

途中眠くなることがあるけど頑張る。おやつにプロテインバーを食べることもある。帰る時間は決めているので、その時間が近づくと焦る。決して遅くまで残ってだらだら実験したりはしない。

 

 

17:00 業務終了 

朝早く来ているのでこの時間には帰る。

もっと早く帰ることもある。学生時代と比べたら、実験時間は少ないが、実験量は圧倒的に多い。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

学生さんからしたら、うらやましがられるスケジュールかもしれません。

しかし、学生時代の過酷なコアタイムで鍛えておいたおかげで、今の私があります。

 

会社員ですので労働に対して賃金が発生します。決してだらだらできません。

また何度も言いますが、学生時代よりもめちゃくちゃ実験しています。

 

でも、やっぱり充実しています。

 

学生時代は単純に化合物を合成することが目標だったけど、今では合成した化合物がになる可能性がある。

 

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それで、病気に困っている患者さんを救えることを想像しただけでも、いい仕事しているなぁと自分でも思ってしまう。

 

なんか、この記事を書いていて、忘れかけていた入社当初の熱意を思いだした!

 

また明日からがんばるぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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