東大論文博士@創薬化学研究者のブログ

社会人が働きながら東京大学大学院で博士(薬科学)を取得したとある研究者の話

MENU

【書籍】有機合成のための新触媒反応101

触媒反応に特化した本

 

 

 

 
有機合成の勉強を一通り勉強したら、読んだほうが良い一冊ではないでしょうか?
私が学生の時はこの一版?みたいなものが出ていて、勉強した記憶があります。
 
この本は、総勢64名の執筆陣が、有機合成変換8種における最新手法を中心に101項目にわたって解説しています。
 
現在の有機合成の最高の知見を短時間で学習することができるとともに、有機合成法を行う際に必要となる知識とコツを要領よく体得できます。
 
 
読書の時間の写真
 
特徴は以下のようになっています。
 
・各合成反応と実験手法を見開き2ページに簡潔にまとめてある。
・左ページに合成反応名、使用する触媒(元素または分子形態)、概要、代表的反応例と用途、キーワード、文献を記載している。
・右ページには実験手順に加えて使用薬品の毒性や取扱い上の注意、その他参考になることも記載している。
 
【主要目次】
酸化/還元/付加/カルベン錯体、カルビン錯体の反応/カップリング/C-H官能基化/縮合/重合
 
 
 
]